身近な人が突発性難聴など耳の病気になった時

突発性難聴 メニエル病

突発性難聴は、
ある日、突然、耳の聞こえが悪くなる病気です。

それは、朝起きた時だったり、
電話している時だったりと
日にち、時間までハッキリと覚えていらっしゃることも多いのが特徴です。

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突然というのは、受け入れにくい

昨日まで、
聞こえていた耳が聞こえない。
今まであったものが突然、
失われるというのは、
恐怖の何者でもありません。

人は、パニックになったり、
不安になったり、
この先どうなってしまうのだろうかなどと考え、
食欲がなくなってしまったり、
眠れなくなってしまうこともあるでしょう。

そんな時は、身近な人の支えや言葉が
とても大切になってきます。

実際に、突発性難聴と診断を受けて、
当治療室に通われている方が
「家族の支えがあったから、
一番、つらい時をなんとか乗り越えることが出来た」と
お話されています。

今まで多くの耳を悪くされた方と接してきましたが、
どんな言葉で支えられたかを教えて頂きました。

もし、あなたの身近な人が
耳の病気でお困りのようでしたら、
ご参考になればと思い、
ご紹介させて頂きますね。

どんな言葉で救われましたか?

お子さん「「耳は、どう?」と聞きながらも、あまり神経質にならずにいてくれた
奥さんから「本当のつらさは、わかってあげることは、出来ないけれど、
でも、つらいことは、ひとりで抱え込まないで、話して
奥さんから「今まで働いた分、しっかり休んで」
奥さんから「仕事、辞めてもいいんじゃない?」
旦那さんから「家事一切、やらなくていいよ」
旦那さんから「家事を手伝うよ」
奥さんから「働けなくなったら、それはそれ。私も働けばいいし
会社から「いつでも待っているから、しっかり治してこい」
同僚から今まで通りに接してくれた
友達から「今までがんばりすぎてたんだよ、しばらく休む期間」

そして、
突発性難聴になった経験のある人から「死ぬ病気じゃないしー」

この言葉は、経験がある方が言うと、
ハッと気づかされることがあるようですが、
経験がない方が言うと、
なにもわかってくれないということになりかねないワードです。

安易に使わない方がいい言葉

そして、言われて傷ついた言葉、
嫌だった言葉で
もっとも多かったのは、
「片耳が聞こえるんだから、平気でしょ。」

いやいや、単純にそういうものでもないんですね。
片耳の聞こえが悪いと
どっちから音がしているのかが
わからないんです。

片方からしか、
音が入ってこないというのは、
非常にストレスになりますし、
違和感が出るのです。

耳を悪くされた方の
状態や受け止め方では、
随分、違いますので、
一概には、言えませんが、
安易に使わないで
差し上げた方がいいと思います。

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